春日大社と春日山原始林
平城遷都に際し、藤原不比等が氏神として崇めた鹿島神宮(茨城県鹿島市)のたけみかづちみことを、春日山のの山頂に迎えたのが起源とされています。
奈良時代後期には香取神宮(千葉県香取市)の経津主命および、枚岡神社(大阪府東大阪市)の天児屋根命と比売神を加えて祀ったと伝えられています。
本殿はこれら四神殿が並列された朱塗りのあでやかな神殿。
二の鳥居の北にある宝物殿には、500点を超える社宝が収蔵されています。

春日大社の背後にそびえる春日山の山中には水源があり、枯渇しないように水神、雷神を祀って都の守護神としました。
841年からは山中での狩猟、伐採が禁止され、聖域として保護されてきたところです。
現在も春日山石窟仏、地獄谷石窟仏などが点在し、原始林は約3キロ平方メートルの天然林で、多くの植物や鳥類など手付かずの自然が残る、国の特別天然記念物なのです。
