厳島神社
安芸の宮島(別名厳島)は、陸前(宮城県)の松島、丹後(京都府)の天橋立とともに「日本三景」のひとつに数えられます。
世界遺産として登録されたのは、厳島神社と弥山の原始林で、面積は4.3キロ平方メートルです。
宮島は瀬戸内海の広島湾に浮かぶ周囲31キロの小島で、最高峰は標高530mの弥山。
古来よりそのものが聖域とされ、信仰の対象でした。
神域としての宮島の中心は、弥山の北東麓に鎮座する厳島神社です。
祭神は市杵島姫命、田心姫命、端津姫命の3神。
色鮮やかな朱塗りの社殿が海に向かって鳥が羽を広げるように伸び、本社(本殿、拝殿、祓殿など)や摂社など37棟の建物が300mに及ぶ回廊で結ばれています。
大鳥居とともに満潮時に浸る床柱は腐食しやすいですが、拝殿、祓殿などには損壊を受けても、ただちに復旧できるような工夫があちこちにされています。
海上に立つ朱丹の大鳥居は8代目にあたり、1875年(明治8)に建立されたもの。
主柱はクスノキの自然木を使用しています。
潮が引くと、鳥居のそばまで歩いて行くことができます。
