どーなってるのだろう その2
東京などでは、母子3人世帯に対する生活保護は月額11万1711円(1979年度)となっていました。
このほか、公営住宅の優先入所、公立保育所の優先入所や保育料免除、小中学校の給食費の免除などの措置や、職業訓練を受ける際の訓練手当の支給、母子福祉資金の貸付け、寡婦控除など税制上の措置、寡婦等雇用奨励金の支給などが、きめこまかく行なわれていました。
もちろん母子家庭の約7割は14万円未満の収入であり、経済的責任と家事・育児を一人で行なうのは楽ではありません。
しかし、母親が健康である限りは、77年度で633,700世帯に達する母子世帯が困難な条件にうちかって生活していました。
昔の新聞で、夫がサラ金などで借金をして蒸発した、その後借金取りに責められ、母子心中をしたというような事件が報道されていました。
このような母子は、夫と離婚した方が少なくとも経済的には安定した生活ができるはずです。
ところが、たいていの妻は離婚の先に待ち受けている暗い深淵に恐れをいだき、なかなか離婚に踏み切れない―。
しかし、いったん踏み切った後は、多くの女性は自分で生活をしていくことに自信をもつそうです。