屯田兵定食で満腹
古平にあったという〈旧近藤医院〉は入った瞬間、あの病院独特の消毒液のにおいがして、「次の方、どうぞ」なんて呼ばれそうだ。
〈旧来正旅館〉も気に入った建物だ。
外見もいいが、二階には泊まり客の人形もあっておもしろい。
なんとなく泊まってみたくなるような雰囲気だ。
売店で売っている懐しい駄菓子を一袋買ってしまった。
隣の〈旧武岡商店〉をのぞいてみると、店先で"竹細工"をやっていた。
昔、岩手からやって来て60年も竹細工をやっているというおじいちゃんが、昔話をしながら次々と手際よく竹かごを編んでいる。
さて、農村と市街地の半分を見物してひと休み。
村内の食堂で昼食をとった。
開拓当時の人々に思いを馳せて、〈屯田兵定食〉を食べた。
芋団子や三平汁、開拓おにぎりなど懐かしそうな昧がセットされていて、とても食べごたえがある。
食後にはこれまた懐しいラムネを飲んだ。
コロコロとビー玉をころがしながら、瓶をながめて飲んでいるとなぜかちょっとだけ、子供のころに戻ってみたいような気がした。
帰りにカニ 訳ありみたいなカニを探すつもりだったんだけど、お腹いっぱいだ。