アメフラシも眠るらしい
哺乳類や鳥類は爬虫類から進化しました。
爬虫類は両生類から進化しました。
両生類は魚類、から進化しました。
哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類がすべて睡眠現象を示す以上、睡眠は非常に古い昔に発明されたとも、また進化したとも言ってよいでしょう。
睡眠は魚から始まったのでしょうか、それとも魚類が進化したときにはすでに存在していたのでしょうか。
進化の鎖を下にたどって睡眠を直接研究した人はほとんどいませんから、私たちは主、として動物学の教科書のあちこちに散在する偶発的な観察に頼るほかありません。
人間は例外的に快適なベッドなどの寝床を作って堂々と寝ますし、あまりサンプルとして良くありません。
たとえば軟体動物は、睡眠研究者にとって都合のよい研究対象なのかどうかよくわかっていません。
先覚者のひとりストルムワッサーは、最近アメフラシの睡眠について報告しています。
この動物には背骨がありませんから、私たちとははるかに遠い親戚です。
にもかかわらず、アメフラシは毎晩薄暗くなると水槽の決まった場所に退いて、特殊な睡眠姿勢をとり丸まります。
この格好で明け方またはその直前まで留まり、やがて立ち去って餌皿を調べに行きます。
その後は断続的に活動しながら昼間を過ごします。